2012年10月31日水曜日

【例】トレードノート

ブログ:スキャルピングどっとコム に、効果的なトレードノートの付け方が掲載されていたのでご紹介します。

相場はビジネス 後編

後半に書いてありますが、以下は抜粋。
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◆トレードノートの書き方

トレードノートに書いてほしいことは以下の9項目だ。

今日の目標
今日の反省
トレーダー点数
エントリー時間
エントリーした理由
出口戦略
手仕舞いした理由
獲得Pips
イグジッドまでにかかった時間


以上だ。順に説明していこう。


まずは1日に一回書けば良い項目からの説明だ。

今日の目標
まず取引を始める前に書いてほしいのがこれだ。
今日は何に気をつけてトレードをするのか。取引を始める前に自分への課題を最低一つは考えて、
「今日私は、必ずルール通りのトレードをしている。」
のように、現在形で目標が達成したように書こう。その方が目標が達成されやすい。

今日の反省
取引を終えたら1日の反省として書くのがこれだ。
1日を振り返り、自分がダメだったところはどこか、学んだところは何かを書こう。
上手くいかないエントリーがあれば、それは何故ダメだったのか、どうすればそれを克服することができるかを考えて、それを書こう。
その反省を、次の日の今日の目標にすれば、あなたのトレーダーとしての資質は毎日磨かれていくはずだ。

トレーダー点数
取引を終えたら1日の振り返りとしてトレーダー得点を計測しよう。100点から初めて減点法で考える。

例えば
チキン利食い(*)をしたら-5点
ルール通りトレード出来なければ-10点
今日の目標を守れなかったら-15点
トレードノートを書かないで取引してしまったら-10点

(*)含み益が少しでも出たらそれを失うのを恐れて利益確定(ポジション・クローズ)をしてしまうこと。

のように、自分で得点を設定して、100点満点から始まり、1日の終わりは何点になっているかを数値的に判断する。

まずは、Pipsを稼ぐよりもトレーダー点数が100点を取れるように頑張ろう
そうすればおのずと結果はついてくるはずだ。

例えその日が損失で終わってしまったとしても、トレーダー点数が高ければ胸を張って1日を終わって良い。


以下はトレード毎に書いてもらいたい項目だ。
エントリー時間    文字通り、エントリーした時の時間を書こう。
エントリーした理由 何故エントリーしたのか?その根拠を書こう。
出口戦略        エントリーしたらすぐにロスカット、ナンピン、イグジッドはどうするかプランを書こう。
手仕舞いした理由  なぜ手仕舞いしたのかを書こう。
獲得Pips        獲得(損失)Pipsはどれくらいか書こう。
イグジッドまでにかかった時間 
エントリーから決済までの時間を書こう。これを書くと、だいたい手仕舞うまでにこれくらいの時間がかかるんだな。と言うのが分かるようになるので、取引していて不安な要素が減る。結構大事だ

結構面倒くさいと思うが、やってみると色々なことが分ってくる。
大切なお金を掛けてトレードをしているわけだから、お互い一生懸命頑張っていこう。
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今日の目標を立ててからエントリーポイントを探すというのは考えたことありませんでした。
たとえ損失で終わっても、トレーダー点数が高ければ胸を張って良い、と言っていただけるのは嬉しいです。

サイト元:http://scalpingcom.blog136.fc2.com/blog-entry-110.html