2013年12月30日月曜日

FX過去検証 2つ以上の時間足を同時に動かせるTrade Interceptor


FXの過去検証をする場合、1つの時間足だけを見る場合がほとんどだと思いますが、これを使えば複数の時間足、複数の通貨ペアを同時に動かすことができます。


Trade Interceptor

説明ビデオはこちら。(英語)




例)EUR/USD 1H足で過去検証をしたい。同時に4H足も見たい。

この場合、メインで見る1H足チャートの横に4H足チャートを表示させておけば、1H足のロウソク足が4本でた時に、4H足のロウソク足が1本出てきます。

つまり1H足チャートと4H足チャートが同時に動いてくれます。
(^o^)

よって、「1H足ではTPの+2σタッチしたけれど、決済しようか保有しておくか?」と迷った場合には、4H足を見て検討できるわけです。「4H足では+2σまでまだ余裕があるからこのまま保有しておこう」となるわけです。


デモトレードやリアルトレードでは簡単にできますが、過去チャートで2つ以上の時間足を同時に動かせるなんて、とても便利になりました。しかもMacでもOK!!
\(^o^)/


Trade Interceptorの開発チームに感謝です。

2013年12月18日水曜日

Mac版 プレビューを使ってPDFの余白を一気に切り取る方法



ページ数の多いPDFを印刷するとき、余白が多すぎると思ったことはありませんか?



今から紹介する方法は、複数ページを一枚に印刷するときにお役に立つと思います。


使用するPDFは「今日の名言集」の無料プレゼント:
★30 日で心を豊かにする方法。 イライラせずに生活を送る為の 8 つの言葉
です。

これを紙に印刷して持ち歩こうと思っています。

4 in 1印刷だと文字が小さくて読みづらい。でも紙の枚数は増やしたくない。

ということで、余白を取ることにしました。




余白そのままで 4 in 1印刷
余白を取って 4 in 1 印刷




まずPDFファイルを「プレビュー」で開きます。











「サムネイル表示」にします。





















サムネイル欄にカーソルを置き、cmd + Aで「すべてを選択」。





全て選択されたらサムネイル欄の各ページがグレーの枠で囲まれます。





















上部の「編集」をクリック。
出てきたメニューの「長方形で選択」をクリック。






















必要部分を枠で囲みます。






















他のページも同じように枠があるのを確認して下さい。





















「cmd + K」を押して、切り取ります。







全ページの余白が取り除かれました。
























これで 4 in 1 印刷をすると、、、



















以上です。


大量ページのFXマニュアルをコンパクトに印刷して持ち歩けば、どこででも復習できてとても便利です。


※表紙をオリジナルのまま残したい場合は、サムネイル欄で全選択をしたあと、cmdキーを押しながら表紙をクリックしてください。そこだけ選択解除できます。



お役に立てば幸いです。

2013年12月14日土曜日

FX 勝てそう、行けそうだとしても、損切りが大きければ命取り。



このチャートを見て、その後どうなると思いますか?
ミドルラインは実線が20MA、点線が10MAです。





もし他の時間足のミドルラインも下落中だとすると、−2σまで行きそうな雰囲気ですね~。ショートしたくなるチャートだと思います。

もしここでショートエントリーすれば、もしかしたら利益が出るかもしれません。

たとえ薄利でも利益が出るなら勝ちトレード。
そう思うとポジションを持ちたくなりますよね。


でもちょっと待ってください。


−2σで決済するとして、損切りはどこに設定しますか?


点線ミドルのちょっと外側、もしくは最後の陰線の高値付近ですよね。


となるとこのトレードのペイオフはおよそ、1。



ペイオフは1と低いけれど、このチャートはパッと見て

「下がりそう」



この「下がりそう」という感覚は、「少し取れそう」「勝てそう」という気持ちと隣り合わせ。

非常に危ないです。

このトレードが損切りになる確率は

非常に高いです。


結構いいトレードルールがあるのになかなか利益が出ない方は、この危険な落とし穴に片足落ちているかもしれません。


知らず知らずのうちにこの気持が出ていないか、自分を俯瞰してください。


トレードで大切なことは、

資金を守ること
損をコントロールすること

つまり

損切りを小さくすること

です。

勝てそう、少し取れそう、という感覚が先走って、損切りが大きくならないように注意しましょう。



この落とし穴、抜け出すのはとても大変です。(^_^;)


















2013年12月13日金曜日

FXに焦りは禁物


メンタルが90%と言われるFXトレードですが、

やはり焦りは禁物ですね。



例えるなら、こんな感じ。















Bの運転手である私は、右と左をキョロキョロ見ながらタイミングを伺っています。

でも、右からも左からも車がどんどん来て途切れない。(^_^;)

さらに自分の後ろにも車が並び始め、焦ってくる。(^_^;)

キョロキョロしすぎて首も疲れ、更に、(#゚Д゚)-~~イライラ




こんな時、無理して発進すると、、、


心臓バクバク 

ギリギリセーフで通り抜けてもクラクションの嵐。(^_^;)





大昔に教習所の先生がおっしゃった言葉を思い出すと、、、



「必ずベストタイミングが来るから、
 絶対焦らない!!!」

「クラクション鳴らされても
 ドーンと構えていること!」



このお言葉、FXにもそっくりそのまま当てはまりますね。



・たぶん大丈夫だろう
・とりあえずエントリーしてみよう
・なんとかなるでしょう


などという曖昧な気持ちがあるときは、いい結果が出ません。
たとえまぐれで勝てても満足感はないはずです。


真のトレーダーになりたいのなら、まぐれで勝つのではなく、勝つべくして勝つトレードをしたいと思います。



運転もFXも、必ず訪れるベストタイミングをしっかり待つことが大切ですね。
















2013年12月1日日曜日

『デイトレード』オリバー・ペレス






これはFXに取り組むと決めたとき、一番初めに読んだ本です。


その時の感想:
「えらい世界に足を踏み入れてしまった」
(; ゚д゚;)



FXを始めてから一年半ほど経ち、今回二回目を読み終えました。


感想:
「勝ちからは何も学べない。」
「負けトレードこそ大事。」
「負けをを経験し尽くしたら勝てる。」
「そして負けをきちんと分析すればダイヤモンドが出てくる。」
「損失を減らそうとするより、コントロールするほうが大事。」
・・・・・・

というように、ネガティブとどう向き合うかが延々と語られています。


今までトレードで落ち込む度に読んでいたら、もっと立ち直りが早かったでしょうね〜。
(^_^;)


以下、気づいたところを抜き出します。


損失について
・避けられない。防げない。
・間違ったシナリオだったのか、シナリオの使い方を間違ったのか。
・トレードは「何が起こるかわからない。自然の動きに反したもの」。安心、満足を感じるとおかしいと思え。
・塩漬け、様子見が多くなるのは、損切りして「失敗を認める」のが嫌だから。これが命取り。この人間の本来の姿に逆らって不自然な行動ができてこそ、超人間(真のトレーダー)になれる。
・損失はマーケットから得られる最高のおみやげ。宝石。
・もっと学ぶためには負けの回数を増やす。負け癖を見つける。見つかる!!
・「敗者の日記」をつけて共通要因を探す。
・負けは悪ではない。失敗から学ばないのが悪。
・苦痛、損失、フラストレーション、混乱、不安、支離滅裂、矛盾、、、これらは全て反面教師。
・成功からは多くを学ばない。失敗のみが進む道を示す。
・苦痛と損失はメッセンジャー。
・如何に損を排除するかではなく、如何に損をコントロールするかが大事。如何にうまく負けるか。
・負けは管理可能。小さい損は勝者の証。
・ロングした途端に下落して損切りにあったら「ありがとう」と言おう。テクニカルツールが機能しなかったのではない。それ以上の損を食い止めてくれたのだ。
・損切りはいいこと。次の新しいポジションを持つチャンスが来た。
・損失をゼロにはできないが、間違った負け方は避けられる。


トレーディング精神論
・他人に移植できない。手助けできるのみ。魔法の杖の一振りは、ない。
・自分で見つけていくもの。
・何一つうまくいかない時にそれでも前に進めるか?
・心底辞めたくなる日々に耐える経験が大事。根っこを伸ばすとき。
・継続は勝事の保証ではないが、継続しなければ勝てない。
・大勝を求めるのはギャンブル。
・バンドワゴン効果=マーケットの仕組み。      
http://fxbloggers10.blog135.fc2.com/blog-entry-24.html

・捨てる山にチャンスあり。大人数がポジションを取りたくないと思うところが狙い目。
・確信があるなら皆がエントリーする。だがそれでは遅い。チャンスは既に消えている。
・富は「未知の影を捉えられる者」に用意されている。
・人の歩いたことのない道に隠されている。
・常に反対目線を持て。状況が良すぎるなら逃げる。
・「勝利」を求めているのか、「勝者」になりたいのか。
・勝っているから意識が強いのではなく、いつもそうだから勝てる。



トレードする際に大切なこと
・利益より「知識」。焦るな。
・生き残ること。
・個々のトレードに重きを置かない。
・チャートが「なぜ」上昇しているのかを探るのは無意味。今上昇しているという事実があるのみ。自分が安心感を得たいだけ。それに乗るか乗らないか。
・「なぜ?」は終了後に考える。戦場で疑問を持ったら打たれて果てるのみ。
・ポジションを持つタイミングで80%が決まる。
・チャートは何をするか(売りか買いか)は教えてくれるが、「いつ」それをするかは教えてもらえない。「いつ」がわかれば「出口」が見える。前者が大事。
・良いポジションは素直な子どものように期待通りになる。
・過去のトレードに惑わされない。過去は自らの敵にもなり得る。今行う取引は生まれたての赤ちゃんのように純粋で無垢なもの。「毎日これ新たなり」



トレードと愛について
成功している人は勝てるからトレードを愛している?
それとも愛しているから勝っているのか?
常に愛を持って臨む。欲深いトレーダにならないこと。


情報収集について
・少なければ少ないほどよい。
・いい情報かどうかは関係ない。その情報に人々がどう反応するか。
・いい情報を得ても、いつどのように買えばいいか、誰にもわからない。
・確実性を求めすぎると乗り遅れる。確実性を得ることなんて、ありえない。
・マーケットはどうにでも動く。好材料なのに下落、悪い結果でも上昇することがある。
・ニュースの意味は重要ではない。ニュースに対して「人々がどう反応するか」が大事。
・「噂で勝って事実で売る」
・希望は大敵。希望があると事実が見えなくなりがち。


トレーダーの7つの大罪
① 損切りできない。 トレーダーにとって一番大事なのは資金だが、損は避けられない。
・ブローカーを変える
・トレーディングサービスを変える
・情報誌を変える
・トレードシステムを変える
・祈る
これらは全部嘘。

② 利益を勘定する。
・戦争が終わっていないのに戦利品を当てにするな。
・終わってから(利益は)いくらでも手に入る。

③ 時間軸を変える。
・損切りを無視することの正当化。
・時間軸を変えると敗者であることをしばらく忘れることができる。
・途中で他の時間足を見る=自己否定の行動。

④ より多くを知ろうとする。アナリスト、ニュース、雑誌、指標etc…
・事前に万全を期すのは自然なことだが、、、
・より多くを知ろうとするものは出先が遅く、負けるべくして負ける。
・チャートを見ている人=負け組、チャートを形成する人=勝ち組。
・その情報に目を通す前に、「この情報は取引に必要?それとも安心感のためだけ?」

⑤ 過度な自己満足
・4-5連勝したら慢心する。そういう時は取引回数を減らす。

⑥ 間違った勝ち方 P183
・例 SLを入れずに勝った。でも次に同じことをしても勝てるとは限らない。
・熟練トレーダーは幸運を期待しない。
・マーケットにプレゼントがないことを知っている。

⑦ 正当化
・なぜ?と考えてしまう。
・ニュースを見て、エントリーを躊躇してしまう。
「かも知れない」と考えてしまう。


熟練トレーダーへの道
① 己を知る
② 敵を知る
③ 早いうちに教育を受ける。
④ 最も貴重な資源を守る。資金管理
⑤ 物事を複雑にしない。小学生でもわかるくらいシンプルに。
⑥ 己の損失から学ぶ。損失日記。正しく負ける方法を身につける。
⑦ トレーディング日誌をつける。カテゴリーごとに分類。
・ポジションを取るのが遅すぎた
・売却が早すぎた
・持ちすぎた
・欲を出しすぎた
・神経質になりすぎた
・SLを無視した
⑧ 低位株にばかり注目していた。確率が低くなる。
⑨ 分散投資をしない。1つのかごに全部の卵を入れてはいけない。
⑩ 時には何もしないのも最良の行動。
⑪ 撤退する時期を知る。利益が目減りするのは損失よりもまし。
⑫ 言い訳は何の得にもならない。

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書籍購入の際の参考になれば幸いです。m(_ _)m

Amazon.cp.jp 『デイトレード』マーケットで勝ち続けるための発想術