2013年12月14日土曜日

FX 勝てそう、行けそうだとしても、損切りが大きければ命取り。



このチャートを見て、その後どうなると思いますか?
ミドルラインは実線が20MA、点線が10MAです。





もし他の時間足のミドルラインも下落中だとすると、−2σまで行きそうな雰囲気ですね~。ショートしたくなるチャートだと思います。

もしここでショートエントリーすれば、もしかしたら利益が出るかもしれません。

たとえ薄利でも利益が出るなら勝ちトレード。
そう思うとポジションを持ちたくなりますよね。


でもちょっと待ってください。


−2σで決済するとして、損切りはどこに設定しますか?


点線ミドルのちょっと外側、もしくは最後の陰線の高値付近ですよね。


となるとこのトレードのペイオフはおよそ、1。



ペイオフは1と低いけれど、このチャートはパッと見て

「下がりそう」



この「下がりそう」という感覚は、「少し取れそう」「勝てそう」という気持ちと隣り合わせ。

非常に危ないです。

このトレードが損切りになる確率は

非常に高いです。


結構いいトレードルールがあるのになかなか利益が出ない方は、この危険な落とし穴に片足落ちているかもしれません。


知らず知らずのうちにこの気持が出ていないか、自分を俯瞰してください。


トレードで大切なことは、

資金を守ること
損をコントロールすること

つまり

損切りを小さくすること

です。

勝てそう、少し取れそう、という感覚が先走って、損切りが大きくならないように注意しましょう。



この落とし穴、抜け出すのはとても大変です。(^_^;)